動物と IH



人間以上に動物の病気というのは難しい気がします。

治療の方針や希望を本人が話してくれればいいのだけど、ドリトル先生にはなれないし、闘病中であれば人間だって自分の意思を正確に示すのは大変なことだと思う。

クライアントさんのお家の犬が闘病中ということで、今回は代理セッションというかたちで、犬のマックスへのセッションをさせていただきました。

エネルギーの修正を中心に代理セッションは終了。


数日後、
「容態が変わらず、医者から安楽死を勧められているのだけれど、安楽死を選ばなくても最期は本人が決めるのでしょうか」という質問をいただきました。

IHに限らず、ヒーリングは寿命を延ばすためにあるものではないと思っています。そこに人生の学びや必要性がある時は病気が治ったり、命が救われることもある。でもそれは私たちのコントロールでどうこうするものではないと思っています。それぞれの最期は本人が決めてきている。医療行為の選択も含めて。

ただ、本人と家族に残された時間を最高最善に過ごせるように、IHは最大限のサポートをしてくれます。

潜在意識の許可を得て出てきたメッセージは「お母さん(クライアント)に決断してほしい」というものでした。確認で他の筋反射を取ってみたけれど、明確にどちらかという答えは出なかった。

残された時間をお母さんとしっかり向き合いたいというマックスの意思だけがはっきりと感じられました。お母さんにそのことをお伝えすると、心のどこかでそのことはわかっていたと話して下さいました。

家族の中でも治療の方針が分かれることだってあるし、愛情の表現の仕方が違うことで、愛が足りないと家族間で誤解を生むこともある。正解なんてない中で、人間の言葉を話さない家族への決断をしなければならない。

そんな中で、お母さんが向き合って出した決断は、自然の流れに最期を委ねることでした。

お父さんもお母さんも平日は仕事に行かなくてはいけないし、子供達も学校に行かなくてはいけない。でも私にその決断をお話して下さったお母さんの話し方から、どこにいても心はしっかりとマックスと繋がっているんだなと感じました。

セッションの7日後、お母さんの胸に抱かれてマックスは最期をむかえたそうです。最期までチカラを振り絞ってお母さんの胸の中でひとしきり吠えた後、安らかに眠ったと教えて下さいました。


私たちはドリトル先生にはなれないかもしれない。でも人間だって、動物だって、家族の一員として、心で魂で向き合えばきっと繋がりあえるものがあるのだと思う。

エネルギーの調整のとき、修正で選ばれたのは天河大弁財天社で授かってきた五十鈴の音色でした。
お母さんはマックスが亡くなった翌日にお友達と天河大弁財天社に行く約束をしていたのですが、マックスの容態を見て断ろうかと考えていたそうです

この時間を過ぎたら、、という少し前に息を引き取ったそうです。
なんだか偶然では済まされない展開に何度思い返しても心が温かくなります。

これからのお母さんの人生において、マックスはいつも背中をおしてくれる魂の応援者なのだと思います。